| 群馬大学大学院理工学府分子科学部門 | 
    
| 旧・生物物理学研究室 | 
    
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      RESEARCH 研究内容  | 
      PUBLICATION 発表論文  | 
      COMMUNITY 地域貢献  | 
MEMBER 構成員  | 
      ACCESS 道筋  | 
    
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       1.  | 
      スーパサイエンスハイスクール事業とは スーパサイエンスハイスクールは、略称をSSHとされ、文部科学省の指定により様々な取り組みを行っている、というものであり、科学技術振興機構のウェブサイトに詳しい説明があります。それらのうち、群馬大学理工学部が課題研究の指導などの支援を行っているのは、下記の高等学校です。それぞれに活動を伝えるウェブサイトがありますので、興味のある人は読んでみてください。  | 
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       2.  | 
      最近の支援体制 群馬大学理工学部では、従来より、地域貢献の高大連携の一環として、近隣の高等学校のSSH活動に対して様々な支援を行ってきました。その成果は相応に評価を受けてきましたが、高校生の科学研究という観点から、大学の関わり方を今一度考え直そうとの意見があり、平成26年度に理工学部に地域貢献推進委員会を設置し、SSHをはじめとする高校生の研究に関連した高大連携に関して総合的に調整を図ることとしました。 その結果、高校生の自主性を重んじる課題研究の指導や、高等学校からの様々な支援の要請に、的確に対応できる体制が整いつつあります。最も大きな変化の一つは、高校生が考えた課題を高校生自らの手で研究するという取り組み方への変化で、この導入により、主体的な取り組み姿勢が育まれ、興味の示し方や疑問の解決の仕方に、大きな変化が起きました。  | |
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       3.
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      活動内容 個人としての支援活動は、大きく分けて二つあります。一つは調整役であり、栃木高等学校の1年生を対象とした「実験講座」の項目などの調整を図ったり、桐生高等学校の課題研究の指導教員の調整を図るのが役割です。一見簡単に見えることですが、前者は平成27年度までは240人の参加者がある一大行事でしたし、後者は高校生が考えた課題を研究可能な形にするための手立てを講じる必要がありました。 はじめは様々な問題が起きていましたが、徐々に、より良い形を模索することで、当初とは随分違った形になったと思います。それぞれに、高校生の取り組み姿勢には不十分と感じられる部分も残っていますが、ある程度の効果を上げられるようになってきたと思います。 二つ目は、直接的に指導や助言をする役で、白鴎大学足利高等学校、足利高等学校、前橋女子高等学校、桐生高等学校において、それぞれに違った形ですが、助言・指導を行いました。具体的には、白鴎大学足利高等学校では群馬大学に割り当てられた課題研究のうち、細菌に関するものを中心に助言・指導を行い、足利高等学校は金属の抗菌作用に関する課題研究で、納豆菌の培養についての助言を行ってきました。前橋女子高等学校と桐生高等学校に関しては、校内での発表に対する批評と指導を行っています。 高校生の主体性を尊重する場合、本人たちの積極性が最も重要な要素となりますが、時にそれが一番難しいものとなります。例えば、努力して発表したのに厳しい批判をされると、多くの高校生は不満を抱くことになるでしょう。しかし、SSH活動の中で彼らが上を目指すのであれば、批判を受け止め、改善や向上を心がけるべきではないでしょうか。そんな気持ちを持ちつつ、一層の活躍を期待しています。  | |
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       4.  | 
      その他 SSHの他にも、SGH(スーパーグローバルハイスクール)の指定校である、群馬県立中央中等学校にも関わっていました(平成28年度まで)。SGHはウェブサイトに紹介されている通り、グローバル人材の育成を目指して設けられた制度であり、SSHのように科学に特化したものとは異なり、社会・ビジネスに関係する課題に取り組むもののようです。そのため、身の回りの話題に関するものから、世界的な話題に関するものまで、多種多様な課題に取り組む必要があり、そこに難しさがあると思います。さらに、英語でのコミュニケーション能力を身につけることも、重要な要素となっており、広汎な話題への感想や批評だけでなく、英語での発表に対する意見も求められます。 これ以外にも、周辺の高等学校は様々な活動を行っており、その中で大学との連携を求める場合が出ています。そのような要請が来た時には、前に書いたように、理工学部の地域貢献推進委員会での検討を経て、それぞれの活動に対する支援を行っています。高崎女子高等学校の大学生・院生による指導に対する支援や、太田市立太田高等学校への支援も、例として挙げられます。  | 
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