群馬大学大学院理工学府分子科学部門
旧・生物物理学研究室
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高校生サイエンスインストラクター育成プログラム
2024年度の催しはすべて終了しました(9月30日更新)
 

 

1.

高校生サイエンスインストラクター育成プログラムとは
 高校生サイエンスインストラクター育成プログラムは、群馬大学の地域貢献事業として平成25年度から開始したものです。内容は下のポンチ絵にある通り、高校生が実験や演習を一から始め、終わるところまでを学ぶことで、SSH活動や部活動において同級生や下級生にそのやり方を教えられるようになる、という目標を掲げて、プログラムを受講するというものです。

 化学、物理、生物、情報の各分野にプログラムが設定してあり、それぞれに受講を希望する高校生は、高校の先生を通して申し込むことになっています。平成27年度までは、地域貢献事業としてすべてのプログラムが休日に実施され、毎回5人程度の定員を設けて、濃い内容の教育を行ってきました。平成28年度からは、群馬大学公開講座として参加者から受講料を集め、それを元にTAの学生への謝金などを賄っています。令和3年度からは、新設の情報学部の所属教員が参加するとともに、佐伯俊彦が責任者となって運営します。  
 
2.

プログラムの内容
 各分野のプログラムの内容は、それぞれに高校生が興味を抱きやすいものを設定してあり、自分たちで実験や演習の内容を事前に学習したり、プログラム終了後に内容を発展させることができるようになっています。例えば、私が担当していた生物のプログラムでは、下に示したような内容を実施しています。


 ここから分かって欲しいのは、高校の授業などで行う実験と違い、実験の準備から片付けまでを自らの手で行うことが重要であるという点です。授業時間の限られた中での活動とは違い、SSHの課題研究や部活動の研究などでは、自分でやりたい研究を考えるだけでなく、その研究を進めるために必要となる実験の準備を、自分で行わなければなりません。そのために必要な事柄を、このプログラムを受講することで知ることができ、それを基に、自分のやりたい研究に当てはめることで、実験を進めることができるようになります。
 
3.

受講後の展開
 プログラム受講終了後、受講者には受講証明書が発行されます。これは、プログラムの担当者が、各受講者のプログラム受講を証明する書類です。さらに、高校に戻ってから、部活動の同級生や下級生に同様の内容を指導すれば、インストラクター認定書を発行します。現在までに、認定書の発行はありませんが、是非、チャレンジして欲しいと思っています。なお、これらの流れについては、下のポンチ絵を参考にしてください。



 
4.

受講風景ほか
 これまでに実施したプログラムの受講風景を撮影した写真を下に紹介します。当時は、大学の地域貢献事業として支援されていたので、毎年度末報告書の作成が義務付けられていました。これらの写真は、それらの報告書に掲載されたものです。






5.

2024年度募集要項
 本年度の日程は全て終了しました。(9月30日更新)






 
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